Vストローム800無印、DEじゃない方をレンタルしました。
オフロードに振ったDEに対しオンロードに振った無印はタイヤもほぼオンロードタイヤで、フロントホイールもDEの21インチから19インチに変更になっております。
サスペンションもオンロード向けの設定で、気になるシート高はDEの855mmから825mmへダウン、まぁ要するに私でも足が届くと言う訳です。(≧▽≦)
さてこのバイクエンジンはGSX-8Sとほぼ同じで、8S同様にシルキーです。
270°クランクの並列2気筒ですがバランサーを2つ積んでおり、振動が少ないてか無い
ここでちょっと270°クランクはVツインに似た鼓動感と言われる事が多いのですが、
SUZUKIは650のVツインに近づけようとして270°を選んだわけではありません。
だって鼓動そのものが無いんだもん。設計思想が別物です。
恐ろしくシルキーなそのエンジンですが、Aモードにすると怒涛の加速をします。
カタログスペックを見ると82PSとあり、ハイオク仕様の800ccエンジンとしては非力かなと思ってしまうのですが、全然力が有り過ぎて怖いくらいです。
Cモードはかったるいですね、BやAに比べたらの話ですが、Bは普通Vスト650くらいかなと感じました。Aにするともう速い速い。
8Sも速いんですが逆にパワーが有り過ぎて破綻しかけているかなと感じました。
Vスト800は多分ホイールベースが長いんでしょう。
Aモードのパワーを破綻する事無く受け止められます。
要するに安定しているって事ですね。
路面の悪いボコボコした道でもDE譲りのしなやかな足回りで吸収します。
オンロードを攻めてもベリーグッド。
足つきはツンツンで車重223Kgはちょっときついですが、シートをあんこ抜きすれば大丈夫でしょう。サイドも削って貰ってね。
ハイオクなものの20Lのタンク容量は安心した長距離ツーリングを楽しめます。
オフロードに配慮したフロントブレーキはやや弱いかなとも思えますが、
握りこめば利くのでまぁ良しとしましょう。
結果、私のVスト650の完全上位互換と言えますでしょう。
それでは、また。