じいさん、APS-Cのカメラを持ってますが、
APSがなんなのかを知りませんでした。
その昔、35mmフィルムカメラの全盛期に、
新規格のフィルムが誕生しました。
対応カメラもわんさか出て、35mmはもう古いと言わんがばかりでした。
じいさんも調子に乗ってカメラを買って撮りました。
しかし、現像から帰ってきた写真を見て汚いと思いました。
どの写真も35mmに比べるとノイズが乗っていて汚かったのです。
結局、そのカメラは殆ど使われずにお蔵入りしました。
今日知ったのですが、その新規格のフィルムがAPSだったのです。
じいさんが写真を本格的に始めたのはつい最近なので、
全く気が付きませんでした。
今だったら、フィルムのサイズを小さくしたのだから、
そら画質下がるのは当たり前と気が付いて、手を出さなかったのですが、
当時はなんも知らなかったので、まんまとやられました。
そして案の定APSフィルムは消滅して、APSと言う名前だけがデジタル世代へ行き、
現在に至っている訳だったのですね。
このAPSフィルムは皆が画質に不満を持ったので、
短命だったんですが、そのせいで知らない人が結構多いです。
じいさんは、痛い目にあったので記憶に残っておりました。
現在のAPS-C機の写真はとても奇麗で、
じいさん程度が見ただけでは、フルサイズと見分けが出来ません。
ちなみに。APSは Advanced Photo System の略です。
それでは、また。
85mmにて撮影