XSR700の新型をレンタルしました。
60KM/Hまで加速をしようとしたらフロントが浮いてビビり散らかしました。
あれ?MT-07の新型はその前の型よりトルク、パワーが落ちていて乗りやすくなっていたんだけどな、なんかこっちの方がパワフルに感じるよ。
ブレーキはリアはある程度制動力も有りコントロールしやすい感じでした。
フロントはがっつり効きます。
MT-07はフロントディスクが変わって強力になったもののサスが柔らかくて沈み込みが激しく、カックンブレーキになっていましたが、XSR700のフロントサスは節度があって強力な制動力を上手く受け流します。
足が良いって事ですね。
最初はリアショックは固くてギャップを拾ってはピョンピョン跳ねていたんですが、終盤にかまぼこの上を通った時はサスがこなれて来たようでかなり跳ねなくなりました。
エンジンは元気でコーナーの立ち上がりでアクセルをクッと開けるとリアタイヤに荷重がかかってグイグイとコーナーを脱出して行きます。
この感覚はZ650RSに近いものでした。
ハンドリングは軽快でYAMAHAのそれです。
見たい方向を見るとバイクが勝手に曲がって行く感じがします。
シート高は835mmと高い部類に入り、この数字だけ見ると短足の私は乗ろうとは思わないのですが、モーターサイクルショーで跨った時にこれ行けるぞと思いました。
実際に跨ると両足ついた状態で母指球の1/3まで着くので足つきに問題はありませんでした。加えて車重が188Kgと軽く不安感は全くありませんでした。
CB400SFよりも軽いので取り回しも楽々です。
このバイク最大の問題点は価格ですね。
XSR700 1,001,000円
MT-07 836,000円
MT-07より165,000も高いのです。中身は大して変わらないのに高すぎじゃない?
そして更に上のクラスのMT-09は1,100,000円と99,000円しか変わらないんですね。
ええ、それならMT-09行っちゃうわって思う人が殆どなのではないでしょうか。
そう、激安なMT-07とMT-09の中で弄ばれる悲しいバイクなのです。
個人的な感想を言わせて貰えばXSR700を入れるならトレーサー700を入れてよ、と言いたくなりますね~(;^ω^)
今回はそんな不遇なバイクXSR700でした。
それでは、また。