まだ左腕が痛いのですが、待ちきれずに乗ってきました。
ポジションは足はSV650と変わらないですが、ハンドルはSVより低いです。
所謂ストファイのポジションですね。
トラコンは1,2,3,OFFと有り、ずっと2で乗りました。
パワーセレクトはA,B,Cの3段階でした。
パワーは80PS/8,500RPM 76N/6,800RPMで
SVの72PS/8,500RPM 63N/6,800RPM
と比べるとちょっと多いかなと言う感じですが、私の乗っている2021モデルは
76.1/8,500RPM 64N/8,100RPM
なのでパワー的にはそんなびっくりする程は違わないかなと思ったのですが、
Aモードはめっちゃ速かったです。
BモードでSVよりちょい速くらいかなと言う感じで、
流石にCモードまで下げるとSVより遅いですね。
スラロームさせてみるとSUZUKIのニュートラルなハンドリンなんですが、
SVに比べるとちょっと鈍に感じました。
タイヤの違いかな?(私のSVはS22)
ブレーキはリアブレーキは制動力もありコントロール性もある良いものでした。
フロントは効き始めが鈍くて片押しなのかなと思ったのですが、調べたら対向でした。
握りこんでいけば強く効くので問題はないのですが、GSX-S750みたいなカチッとした初期タッチに比べるとなんともう~んな感じです。
坂道でエンジンをいじめてみると6速は50KM/Hから使えるようで、
A,B,Cモード全部で試しましたが同じでした。
コーナーにÅモードの2速で入って立ち上がりにアクセルを開けると、
前輪の設置感が減って怖いです。
Z650RSやXSR700はリア荷重に、リアがぐっと沈んで旋回して行くんですが、
SV650はフロントにも荷重が乗って前後輪で曲がって行くのです。
GSX-8Sも基本はSV同様に前後荷重で曲がるのですが、
アクセルをガバッと開けるとリアに荷重がかかると言うよりもフロントの荷重が抜ける感が強いので怖いと感じてしまいます。
ふ~(;^ω^)
クラッチがSVと同じで軽くはありません。重くもないけど。
アシストスリッパークラッチが付いてないので、今時どうなのよとは思いますが、
クイックシフターが優秀でカチッカチッと入ります。
なんかクイックシフターが付いているバイクってシフトタッチがグニュグニュしていたり、なにか違和感があったりで、まだ過渡期なんだなと思ってはいました。
でも8Sのタッチはクイックシフターが付いているにしてはかなり自然な方です。
結論としてGSX-8SはSV650の正常進化版と言う感じですね。
あくまでSVが進化した訳で、GSX-S750とは別系統です。
SVのパワーを闇雲に上げるとこういう風に破綻するんだなと思いました。
それでは、また。