NC750XDCT（以下NC）に乗ってDCTの素晴らしさに心酔していたので、
1100のDCTにも乗ってみたいなと思っていました。
ですが皆さんそれぞれ足つきが悪い車種だらけなので、足つきは問題ないレブル1100（以下レブル）をレンタルしました。ビバ短足(≧▽≦)
STANDARDで走り始めて、1100だからと言ってそんなにドッカン加速はしないんだなと感じました。
SPORTSはレスポンスが良すぎてドンツキになってしまいこれは駄目だと思いました。
RAINは遅すぎです。中間加速何て250くらいに感じます。
必然的にSTANDARDメインで走ることになります。
これは不思議でNCはRAINでも十分に速くてRAINばかり気に入って使っていたんですよね。
ブレーキはリアもフロントもプアーでした。
リアが弱い車種は時々あって、コントロール専用なんだなと思っていましたが、
フロントもプアーと言うか車重233Kgに対してシングルディスクは流石に効かないと言う事なのか、わざとそう言う設定にしているのか不明です。
車重224KgのNC750XDCTもシングルディスクでしたが特に止まらないとは思いませんでしたので、多分設定なのでしょうね。
ポジションは上半身はハンドルがやや低めで遠いので前傾になります。
下半身は前に置くタイプで、これが乗り始めは足が痛くなり辟易しました。
暫く乗っていると慣れたのか大丈夫になりました。
DCTはNCよりも細かく細かく制御しようとしているのが見て取れました。
ただ、やり過ぎな所も見受けられ、ちょっと大きめにアクセルを開けると暫く低いギアで走ろうとしたり、突然1速に入ったり（ばいーん）
３～４０KM/Hで走っている時にいや低いだろと+ボタンでシフトアップしなければならなかったり。
コーナー立ち上がりで3速でワイドオープンするとコーナリング中に突然2速にシフトダウンして泡を食ったりします。
なんか考えすぎて大きなお世話になる事が多々あって都度自分で上げたり落としたりの操作が必要になりました。
ここはDCTの制御が単純なNCの方が手間いらずで走れて良かったです。
レブルの最大の泣き所は足が熱いと言う所ですね。
私はジーンズ素材で一部革を使ったりメッシュになっている部分もあるKOMINEのパンツを履いていました。
下道では渋滞後に開けた時に加速すると熱風が左足を直撃してアッチッチでした。
60KM/Hくらいで流れ続けている時は問題無かったです。
高速に入ると100KM/Hで巡行する分はちょっと熱いかなくらいですが、
一度それよりも速度を出すと灼熱地獄が待っています。
流石に1100ccもあればそんなものか(>_<)
バイクの性能的にはもっと出せるし、上半身が伏せているポジションも相まって意外と行けてしまうんですが、如何せん左足が熱くてムリゲー
コーナーは特に問題は無く交差点を左折する時でも巨体に似合わずクルリと曲がって行きます。高速コーナーも可もなく不可もなくです。
左右にスラロームさせるとえっちらおっちらな感じでフロントが遅れて付いてくる感じがします。
中速コーナーで2速ぐらいに落としてがばちょと開けるとリアに荷重がかかりフロントの設置感が希薄になります。
やっぱりミドルクラスがベストなんだなと思わせる一台でした。
それでは、また。
